お取り付け事例垂直落とし曲がり階段(S200/Flow)

直線階段なのに曲線型「S200」!?

お取り付け事例

ご主人様がケガをして入院され、その退院に合わせて昇降機の設置が必要でした。 現場は勾配のきつい、14段の直線階段です。 埋め込み式の手すりが(下から見て)左側の壁にあり、それは取り外すことができません。

ご主人は活発な方で、怪我をされる前からほぼ毎日お出かけをされ、何往復も階段を上り下りされていたとのこと。安全な昇降手段は最重要課題です。

階段は直線ですので、お手頃な価格の直線型「S100」でも設置は可能です。

けれども、上階に少し奥まったスペースがあり、使わない時はここに駐機しておけば、歩いて階段を上り下りされる他の方の邪魔になりません。

そこで、メリット、デメリット、費用面などを丁寧にご説明させていただき、提案内容にご納得いただいたうえで、曲線型「S200」のプランをご用命いただきました。

この不思議なレールの形は何のため?

これは、上階の退避スペースの後ろの壁が少し引っ込んでいるため、レールを横に少しだけ曲げて、椅子を出来るだけ後ろに下げて駐機するためです。

乗り降りがしやすいように、上階の床にギリギリまで近づけるための「縦曲げ」と、後ろの壁に寄せるための「横曲げ」が同じ箇所になるのを避けるため、いったんレールを立ち上げてから上階の床と水平にして延伸し、それから壁に寄せて曲げています。

これも、TKEの精密3次元加工機の実力です。

お客様からひとこと

国産メーカー含めて、昇降機メーカー数社に問い合わせをしました。しかし、TKEさんの対応が一番迅速で、すぐに現場を見て頂けました。

階段の形や全体の間取り、人の通り道を考えて、直線型、曲線型、レール形状に関しても数パターンのご提案を頂きました。それぞれのメリット、デメリットをご説明下さり、すぐにその場でお見積りを頂けたのには驚きました。

高額な買い物なので、すぐに決断ができず、できれば試乗してみたいと言ったら、即座にショールームの予約状況を確認して頂き、赤坂の本社で実際に試させて頂きました。最後まで直線型と曲線型で悩みましたけど、曲線型に決めてよかったと思います。

退院後、それほど日数を置かず設置してもらえました。今では依然と変わらないくらい外出しております。素早いアクション、丁寧な説明、テキパキした設置工事と大変気持ちいい対応をして頂きました。ありがとうございました!

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