階段昇降機とホームエレベーターの違い

エレベーターか? 階段昇降機か? それぞれのメリットとデメリット

ホームエレベーターの費用、保守、税金

家庭用エレベーター 階段の上り下りがつらい、あるいは介助が必要なご家族のため、上下階への移動を助ける機材といえば、思いつくのは「家庭用のエレベーター」だと思います。
 
 自宅にエレベーターが取付けられれば、車椅子を利用されている方でもそのまま乗り降りできますし、介助者と一緒に乗ることもできますから、それに越したことはありません。
 
 けれども、ホームエレベーターを取付けるためには、住宅本体に十分な強度と、エレベーターを上下の階に通すための間取りが必要です。新築であれば、初めからそのように設計すればいいのですが、後付けとなるとなかなか難しく、エレベーターが取付けられない場合も少なくありません。
 
 費用もエレベーター本体の価格が250~450万円(新築の場合)プラス工事費。それに加えて、住宅改修費用設置確認申請費用、さらに維持費として定期保守契約費用、毎年の法定点検費用などがかかります。エレベーターを設置したことで固定資産税も高くなります。場合によっては本体価格と同等か、それ以上の付帯費用が必要になることもありす。
 
 新築時にエレベーターの設置を前提として設計してあればよいのですが、エレベーターを後付けで設置する場合は、住宅の間取りと構造に大幅なリフォームが必要ですから、その分の費用も別途必要となります。

耐用年数の問題

 さらに、費用の点で盲点となりがちなのが「耐用年数」です。どんな機械にも寿命はあります。ある年数を過ぎると故障が多発したり、修理や保守に多額の費用がかかるようになって、買い替えが必要な時期がやってきます。

 ホームエレベーターの法定耐用年数は17年、階段昇降機には法定耐用年数は定められていませんが、一般的には10年程度とされています。 10~20年後には、買い替えのために大きな費用が必要となることを考えておかなくてはなりません。 TKE階段昇降機の場合は、実際のレールの寿命は本体よりもずっと長く、使用頻度、摩耗の度合いをみて既存のレールを残したまま、椅子本体だけを買い換えられるケースもあります。

ホームエレベーターが難しいときの解決策

日本家屋の狭い階段に取付けた例
 ホームエレベーターがダメならホームエスカレーター?
 残念ながら家庭用のエスカレーターというものはありません。
  ⇒コラム「家庭用のエスカレーターがないのはなぜ?」
 
 でも解決策はあります。日本ではまだそれほど普及していませんが、「椅子式階段昇降機」(階段リフト)をご存じでしょうか。これは、階段にレールを取付けて、そのレールの上を、椅子が人を乗せて上り下りする機械です。「椅子エスカレーター」とでも呼べるかもしれません(私たちは “マイエスカレーター” と名付けています)。
 
 間取りを変更したり、階段や壁を補強するなどのリフォームも不要で、エレベーターの半額以下の費用で、階段に後付けする形で設置できます。点検や保守など、設置後にかかる維持費も格段に少なくてすみます。
 
 ほとんどの場合、取り付け工事はたった一日で済み、その日から利用できます。レールは1本だけ、壁ではなく階段の踏板に取り付けます。太さはわずか8センチ。使わないときは椅子を折りたためますので、設置した後も、ご家族の方は普通に階段を利用することができます。

inqbutton_tp

ティーケー・ホームソリューションズ・ジャパンってどんな会社?

 ティーケー・ホームソリューションズは、ドイツに本社を置く、家庭用階段昇降機から業務用のエレベーター・エスカレーター、空港の搭乗ゲートなど、様々な昇降機を手がける総合メーカーです。階段昇降機だけでも60年以上の実績があり、年間30,000台以上もの家庭用階段昇降機を、全世界に設置しています。ティーケー・ホームソリューションズ・ジャパンはその日本法人で、北海道から沖縄まで日本全国をカバーしています。

他社が真似できないTKE(ティーケーイー)独自の技術とは?


TKE階段昇降機は、ご自宅の階段の形や、利用される方の事情に合わせて、レールを自由に曲げて製造、設置することができます。勾配やカーブを自由に設計できるので、階段が途中で折れ曲がっているとか、すぐ横に扉があるなど、間取りにさまざまな制限がある場合でも、柔軟に対応できます。
走行しながら左右に旋回できますから、階段の形や障害物に合わせた走行パターンがプログラムできます。この技術はティーケー・ホームソリューションズの特許技術で他社には真似できません。
 

 

乗る人に優しく、安全で、乗るのが怖くない設計

椅子が自動で左右に旋回します(特許技術) TKE階段昇降機は、独自のASL(自動水平保持・自動旋回)テクノロジー(特許技術)により、勾配が変化しても、階段の途中に梁や柱が飛び出していても、常に椅子を水平に保ったまま、どこでも左右に旋回させることができ、構造物をよけて上り下りすることが可能です。
他社製の階段リフトでは、常にレールを背にした状態で(横向きに)走行しなければならないため、レールが高い位置に設置されることが多く、「乗っていて怖い」という声も聞かれます。
TKEなら、階段を下る方向に椅子を向けることができますので、足載せ台が段板に当たらず、より低くレールを設置することが可能です。

まずは現地調査を

 階段は家ごとに千差万別ですし、利用される方のご希望もさまざまです。まずは弊社にご連絡ください。ご自宅にお伺いし無料で階段の計測をいたします。その上で、ご希望に合わせた設置のご提案と費用のお見積もりをさせていただきます。

inqbutton_tp



 

階段昇降機と家庭用エレベーターの比較表

階段昇降機は、設置個所を選ばず、家屋の改修も必要ないため、短期間で、設置費用を抑えて設置できます。また電気代や点検にかかる年間維持費用も節約できます。

TKE階段昇降機ホームエレベーター
設置費用80万円~300万円~
定期点検保守契約料:約4万円/年 ~
(任意契約)
法定点検:約7万円/年(必須)
+ 保守契約料別途
固定資産税変わらない高くなる(+2~3万円/年)
設置条件狭い既存の階段でも設置可能十分な間取りと家屋の耐久性が必要
家屋の改修必要なし大きな改修が必要
最大積載量一人、90kg以内介助者も同乗可、~200kg

他メーカー階段昇降機との比較

⇒国内で購入できる階段昇降機比較表

inqbutton_tp

お取り付け事例

IMG_6565_1280 IMG_8758_1280 上階でS字型に延長されたレール 屋外まっすぐ階段用の階段昇降機レバントアウトドア 急な勾配の内回りぎりぎりに取り付けました

三階建て一軒家にお住まいのB様

Q:階段昇降機の性能と信頼性はいかがでしょうか?

A:母の生活がとても楽になりました。自分で好きなときに2階の寝室に行ける事が嬉しいと言っています。ドイツ製ということで信頼性が高いと思い選びました。デザインもしゃれていて気に入っています。毎日使用して一年以上経ちましたが何も問題はありませんでした。

タイトルとURLをコピーしました