【寺院の事例】行事のご訪問客のために

こちらの施設へは、年に数回の行事の折に大勢の方の来訪があり、そのために設置されるとのことでした。
手すりを使って上り下りされる方のことも考慮され、レールはあえて遠回りの「外付け」を希望されました。

階段昇降機を外側の壁際に設置することで、手すりを使って歩いて上り下りされる方は、内側の最短ルートを通ることができます。

それにより、レールはより長くなり、設置料金もその分高くなってしまいますが、それでも外回りを選択されたのです。
訪れる方の利便を最優先に考慮されてのことだと感銘いたしました。

お客様からのひとこと

年に数回、行事の折にはたくさんの方が訪れてくださいます。
その中にはやはりご高齢の方もいらっしゃり、階段に苦労させてしまっておりました。

途中の踊り場まででも15段あり、手すりがあってもこれまではとても大変だったと思います。
また、金属製の手すりは、冬場はとても冷たくなります。手すりをたよりに、一歩一歩時間をかけてゆっくりと上られるご高齢の方にとっては、冷たさで手の感覚が麻痺してしまうおそれもありました。
今は、それらの心配もなくなり、無理なく訪れていただけることに安心しております。