「いつまで2階に上がれると思っているのか？ 家庭用のエスカレーターがあるからつけろ」と、息子からさんざん言われていたのです。
その息子がちょうど帰省してきているときのことです。
2階から下へ降りていて、上から2段めを踏み外し、息子の目の前で滑り落ちてしまいました。
落ちる瞬間、“えらいこっちゃっ！” と思い、咄嗟に体を丸めることが出来たので、頭を打つなどはせず、怪我もなく、医者にもいかずに済みましたが、しばらく尾てい骨が痛かった。
生活の場所を変えるのは難しい
その後も歩行に問題はなく、二度と事故が起きないよう、両手で手すりを持ち慎重に移動していますが、息子からは、こんな張り紙をされました。
私はパソコンが趣味で、90歳を越えた今も毎日操作しています。パソコンデスクが2階にあるので、日に何度も上り下りします。
1階だけで暮らせるか、いろいろ考えてみたのですが、妻の居場所との折り合いがつきません。
ドイツ製、長年の実績を信じて
椅子式の階段リフトは知りませんでした。パソコンで検索していて初めて知りました。
TKEはドイツ製とのこと、信頼性が高いと思いました。
3万台もの納入実績があると聞き、安心を覚えました。
他の製品も販売している会社と違い、TKEは階段昇降機だけでやっているので、信頼できるのではないかと考えました。
間取りとのかねあい
普通は壁側に取り付けるのでしょうが、手すりは絶対に外したくなかった。
そこで、手すりがない右側に設置をしてもらいました。また、2階には屋根裏収納のはしごがあるので、それと干渉しないようギリギリの位置に設置してもらいました。
上階で椅子が回転するのも、椅子に座ったり、立ち上がったりする際にとても楽でよかったです。
