お取り付け事例垂直落とし曲がり階段(S200/Flow)

クリニックに来られる患者さんのために

お取り付け事例

クリニックがビルの3階にあり、体調のすぐれない患者様、ご高齢の患者様にとっては階段の昇り降りが一苦労。

楽に階段を上ってクリニックに来ていただき、お帰りの際も安全に降りていただけるようにと、階段昇降機を設置されました。

スタッフの方が1階入口までお出迎えし、リモコンで階段昇降機を操作しながら、患者様と一緒にクリニックまで上り下りするようにされているとのことです。

郵便受けが干渉

移設前の郵便受け

1階入口入ってすぐ右手の壁に、郵便受けと分電盤があり、これが邪魔になって階段昇降機を停める場所が設けられません。TKE以外のメーカーはどこも、郵便受けは撤去しなければ無理、との回答でした。

しかし、郵便受けはビルの別のテナントさんも利用しているものですし、撤去することはできません。

TKEさんに相談したところ、「バーチカルスタート」(垂直落とし)というレールの形状にすれば、1階フロアへのレールの出幅を最小にできるとのこと。 郵便受けをドア枠の壁に移設し、もともと郵便受けのあった場所へギリギリ収めることができたのです。

福祉先進国ドイツのメーカーであることもTKEを選んだ一つの理由です。
分電盤のでっぱりもうまくかわすように、レールの配置を設計してくださいましたので大満足です。

郵便受けの手前に収まりました

 

「垂直落とし」で出幅は最小に

営業からひとこと

現地調査の際、階段だけでなくポストや配電盤の寸法を念入りに計測、また院長先生のご希望も詳しく伺ったうえで図面へ落とし込み、昇降機の椅子が干渉しない、郵便受けの移設場所を決定しました。

また、郵便物を取り出すときに椅子が妨げとならないよう、数段上がった位置にパーキング(駐機・充電場所)もご提案。クリニックに来られる方だけではなく、テナントをお使いになられる皆様へ配慮した設計といたしました。

クリニックは3階ですので、2階には停止位置を設けず、ノンストップで3階まで上る設定にして、昇降時間を短縮しました。

2階踊り場の形に合わせてレールを設計

 

3階到着場所

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