停電の時、階段昇降機はどうすればよいのですか?

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停電中でも使用は可能です

TKEの階段昇降機は、停電の時でもバッテリー(充電式電池)で数往復は運転することができますのでご安心ください。
ただし、停電になるとアラームが鳴りますので、台風の接近等で停電が予想されるときは、下記の手順に従って電源スイッチを「切」(オフ)にしておくとよいでしょう。

電源スイッチが「切」(オフ)でも、電源が供給されていればバッテリーには充電されます。避難などで使用する必要があるときは、その都度電源を「入」(オン)にしていただければご利用になれます。

 

停電すると、未充電アラームが鳴ります

TKEの階段昇降機は、停電の時でも運転できるよう、充電式の電池(バッテリー)を搭載しています。
このバッテリーは、上下階の停止位置にあるときには常に充電されていて、上り下りの運転はこのバッテリーの電気でモーターを回しています。もし停止位置でない場所に止めていると、バッテリーに充電されないため、やがてその場所から動かすことができなくなってしまいます。

バッテリーが充電されていない状態を避けるため、バッテリーへの電源供給が途切れると、数秒おきにアラーム音(ピーローピーロー)が鳴ります。そのようなときには、昇降機を上下いずれかの階の停止位置まで動かして、正しく充電していただく必要があります。

 

しかし、正しく停止位置に止まっていても、停電の時は充電されませんので、アラーム音が鳴り続けます。このようなときには、一旦、昇降機本体の電源スイッチを「切」にしていただく必要があります。

停電の時のアラームの止め方

電源スイッチを切る: 曲線型「S200」の場合

S200は、椅子の下にある丸っこいカバー(駆動部カバー)の上部に、電源スイッチ(シーソー型スイッチ)があります。

」の印のついている側が「オン」、
」の印のついている側が「オフ」です。 オフの側を押し込むとアラームが鳴りやみます。
スイッチをオフにしたままでも、充電用の電源回路は切れません。停電が復旧すれば充電が再開されます。昇降機をご使用になられるときに「オン」に戻してください。

電源スイッチを切る: 曲線型「Flow2 / Flow2A」の場合

Flow(曲線型階段昇降機)の場合は、椅子の下にある丸っこいカバー(駆動部カバー)の上部に、赤いつまみがあります。これが電源スイッチです。

電源スイッチの場所

 

これを少し押し込んでいただくと、5ミリぐらい奥に沈みます。この状態が「電源オフ(切)」です。アラーム音が止まります。

押し込むと電源「切」(オフ)

 

停電が解消し、電気の供給が戻れば、電源がオフ(切)のままでも自動的に充電が始まります。
ご使用になられる際には、電源をオン(入)にしてください。その後は電源はオン(入)のままにしておいてかまいません。

この赤いつまみをほんの少し引っ張り出してから手を離すと、「電源オン(入)」になります。(赤いつまみの外側が、丸いカバーと一線に並ぶくらい)

少し引っ張り出してから手を離すと、電源「入」(オン)


「オン」の状態のとき

赤いつまみは引っ張りすぎないようにご注意ください。いっぱいに引くと「緊急降下装置」が作動します。

電源スイッチを切る: 直線型「S100」「ジョイス」「レバント」の場合

椅子の下にある駆動部の上部に、電源スイッチ(シーソー型スイッチ)があります。

」の印のついている側が「オン」、
」の印のついている側が「オフ」です。 オフの側を押し込むと電源が切れ、アラームが鳴りやみます。

電源スイッチを切る: 屋外用「レバントアウトドア」の場合

椅子の下にある駆動部の上部に、電源スイッチ(シーソー型スイッチ)があります。

スイッチは「ジョイス」「レバント」と同じですが、「アウトドア」の場合は駆動部全体が、樹脂製の防雨カバーで覆われています。
防雨カバーの中程、四角いへこみのある場所がスイッチの位置です。スイッチを操作するときはカバーの上から手探りで、スイッチの出っ張っている側を少し強めに押し込んでください。

」の印のついている側が「オン」、
」の印のついている側が「オフ」です。 オフの側を押し込むと電源が切れ、アラームが鳴りやみます。

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